国土交通省、先駆的な取り組みで電気自動車を導入するバス、タクシー、トラック事業者の支援先を公募 ニューストピックス 国土交通省は、「電気自動車による地域交通グリーン化事業」で補助する事業者を公募すると発表した。 国交省では、環境性能の高い電気自動車の普及を図るため、他の地域や事業者に電気自動車の集中的導入を誘発・促進するような地域・事業者間連携による先駆的な取り組みを行う自動車運送事業者を支援する。「電気自動車による地域交通グリーン化事業」は、先駆的な取り組みによってバス、タクシー、トラックに電気自動車を導入する事業者に対して補助金を支給する事業で、支援する事業者を公募する。期間は4月7日から5月9日まで。同事業では2014年度予算で3億1100万円を計上されている。対象は、3大都市圏、観光地、環境未来都市などの地域で、他の地域や事業による電気自動車の導入を誘発し普及が伝播するような先駆的な事業を展開するバス、タクシー、トラックの各事業者。タクシー事業(燃料電池自動車、今年度新たに市販される電気自動車を除く)に関しては、昨年度までに1~2台による取り組みについて、一定の事例が蓄積されたため、今回の公募から原則3台以上の車両を導入する計画に限り支援対象とする。電気バスと付随する充電設備については導入費用の半額、電気タクシー・トラックと、これに付随する充電設備の導入費用が3分の1、燃料電池タクシーが導入費用の半額をそれぞれ支援する。 PR