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物流拠点:滋賀県彦根市・大津市・京都市・三重県津市 人材サービス 飲食サービス
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全国納豆協同組合連合会の松永進専務理事は「納豆はスーパーでは特売の目玉。なかなか値段を上げられないのが現状」と指摘。「原料は上がる、容器は上がる、燃料は上がるでは非常に厳しい」と懸念する。
神戸を拠点に約60店舗を運営するクリーニング会社ホームドライの太白守貞常務取締役は「値下げがなく値上げしかない。原材料は全部上がっている。アベノミクスで言われるところの効果はほとんどない」と嘆く。値下げ競争を迫られる中、クールビズの導入で需要は減少。円安による原料価格上昇の追い打ちで「業界は厳しい状態が予想される」。
石油情報センターによると、4月のA重油の全国平均価格は1リットル=90.8円。軽油価格は同115.3円。ともに昨年11月と比べると約1割上昇し、3月には08年10月以来4年5カ月ぶりの高値を付けた。
全日本トラック協会では先月、「燃料価格高騰経営危機突破全国総決起大会」を都内で開催した。業界全体で年間に軽油を170億リットルを使用しており、軽油価格が1円上がれば年間170億円の負担増となる。同協会の金子貴史・広報室長は「業界平均では運送費の約20%が燃料費。特に長距離の運行をしている業者では40%を占めるところもあり、多くの業者が事業存続の岐路に直面している」と語る。