豊田社長がドイツのレースに出場 ニューストピックス トヨタ自動車の豊田章男社長(57)が当地で19~20日開催された自動車レース「ニュルブルクリンク24時間レース」に出場、175台中、総合37位で完走した。24時間のうち計2時間半ハンドルを握り、レース後は「もっといい車づくりに向け、感覚を磨くことができた」と、すがすがしい表情で語った 世界で最も過酷とされる全長約26キロのコースに初めて挑んだのは、副社長だった2007年。社長就任後は大規模リコール(回収・無償修理)問題や東日本大震災などに直面し、出場を控えていた。トヨタの年間販売台数が過去最高を更新した中、4年ぶり3回目の出場だ。 「自分の運転で車を評価できるようになりたい」と考えて約10年訓練を続け、自らレースに出場するようになった。豊田社長は「過酷なサーキットだが、また自分を受け入れてくれた。改めて原点を確認できた」と、思いを新たにしていた。 PR