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対策を進めたのは、名神高速道路を管理するNEXCO西日本と県警高速隊だ。現場は、新名神下り線から名神下り線に合流する「Cランプ」で、制限速度はほかのA、B、Dランプと同じ時速80キロ。ただ、Cランプだけ下り勾配で、本線上にはない、やや急な左カーブとなっている。
このため、速度を落とさない車やカーブの程度を見誤る車が道路右脇の側壁にぶつかる事故が相次いでいるのだ。高速隊によると、Cランプでの事故は昨年1年間で19件あり、うち2件は人身事故。特に路面がぬれた際、ブレーキを踏みながらハンドルを切るなどしてスリップする車が多いといい、19件中12件が雨の日の発生だった。
相次ぐ事故を減らそうと、NEXCOと高速隊は平成25年度内に対策を講じる方針を決めていた。だが、今年3月18日深夜、Cランプで乗用車や大型トラックなど5台が絡む多重事故が発生した。「対策を急がないとまた事故が起こる」と予定を前倒しし、4月中旬に行った。
ガードレールに赤と白の反射する矢印を示す▽トラックの運転席から見えやすい高さ2・5メートルの位置に自発光の矢印の看板を設置する▽側壁の上に点滅するライトと反射する大きな矢印のシートを貼る-など、いずれも道路右脇に講じた対策で、カーブの曲がり具合を強調した。路面にも黄色と白の塗装を施し、車線の幅と進行方向を「これでもか」というほど視覚に訴えた。
さらに驚くのは、この塗装が「ただもの」ではないこと。表面に凹凸があるためタイヤのグリップ性が高まり、事故の主要因だったスリップの防止が期待できる。