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株式会社 一新 ISHIN CO.,LTD.

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セブン&アイ、ネット販売5倍に

セブン&アイ・ホールディングスは30日、グループ全体のネット販売を2015年度に5000億円と、12年度の5倍に拡大させる方針を明らかにした。
スーパーなど国内小売業界が低迷する中、ネット通販はスマートフォン(多機能携帯電話)の普及を機に一段と拡大している。セブン&アイは、ネット通販専用の物流拠点を6月に新設し成長を取り込む考えだ。
 セブン&アイの12年度のネット販売は、約1000億円。イトーヨーカ堂が手掛けるネットスーパーや、セブン―イレブンの弁当宅配サービス、赤ちゃん本舗のベビー用品などが好調で、13年度は前年度比1.5倍の1500億円の売り上げを見込む。
 今後の拡大計画を踏まえ、新物流センターを埼玉県久喜市に開設。従来の物流拠点の3倍超の広さとなる1万5000坪の敷地に、生活雑貨や服飾、プライベートブランド(自主開発品)など、グループ全体の約15万点の商品を扱う一大拠点を造り、これまで利用していた複数の拠点を集約する。従来は翌日以降の配送が中心だったが、関東圏では即日配送も可能になる。
 将来的には、セブン―イレブンで導入している超小型電気自動車「コムス」の配達員が、傘下の百貨店、そごう・西武の高額品などを顧客に勧め、顧客がネットで注文した商品を届けるといった、業態の垣根を越えたサービスも検討する。 
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