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株式会社 一新 ISHIN CO.,LTD.

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ビジネスで役立つ定番のAndroidアプリ 第13回 複数の荷物もさくっと追跡「配送でポン」

○宅配便の状況問い合わせの煩わしさを解消


宅配便は、荷物番号を事業者のサイトで入力すれば現在の状況がわかるシステムがたいてい用意されている。複数個の荷物でも一括問い合わせできるのも普通だ。しかし、そうしたサービスは当然事業者ごとの荷物しか行方がわからない。


荷物の内容や配送時間に合わせていくつかの配送会社を併用していることも多いだろう。当然他社から送られてくる荷物で利用される業者をまとめることも不可能だ。そうした中、配送状況を確認しようとするといちいち入力しては問い合わせ、という作業を事業者ごとに行うことになる。


さらに、1度確認して終わりというものでもない。届いた頃を見計らって連絡を入れたいというような場合は特に、繰り返し配送状況確認をすることになるだろう。


また、仕事をしているとネット通販で購入したものの配送状況が気になることも多い。再配達を依頼する作業なども含めて、仕事でもプライベートでも宅配便による便利さを感じるとともに、問い合わせ作業の煩わしさを感じている人も多いのではないだろうか。


「配送でポン」は、そうした煩わしさを解消するための、宅配便配送状況一括問い合わせアプリだ。


○多彩な配送事業者に対応


問い合わせに必要なのは、配送業者名と伝票番号だ。つまり、普通に問い合わせできる状況が整っていれば利用できる。


初回起動時はいきなり「伝票番号登録」の画面が表示される。2回目移行は問い合わせリストの下部からメニューを呼び出して「登録」を選択するとこの画面になる。


配送事業者はプルダウンメニューから選択する。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便書留、日本郵便翌朝10時郵便、日本郵便荷物、日本郵便国際郵便物、西濃運輸、西武運輸、福山通運、日通航空、第一貨物、UPS、FedEx、が2013年10月時点での対応サービスだ。主要なサービスはほぼ網羅しているといってよいだろう。


業者を指定した後は「伝票番号を登録…」と書いてある欄に番号を入力する。2つ以上の一括問い合わせを行う場合は、同事業者の場合に限って伝票番号を改行しながら入力することで一気に登録可能だ。「備考」欄は空欄でかまわない。何か注釈を加えたい時にだけ利用しよう。


○音声入力やバーコードスキャンにも対応


伝票番号の登録はソフトウェアキーボードから入力するだけでなく、音声入力にも対応する。これはGoogleの音声入力をそのまま利用している形だ。数字のみをかなりの桁数で入力することになるため、なかなか音声でスムーズに認識させるのは難しいが、1つずつ区切って発音すると比較的読み取ってくれる。入力後にキーボードで修正することも可能だ。


また、バーコードスキャンができるアプリが別途インストールしてあれば、そちらに引き渡す形で伝票のバーコードを読み取ることもできる。自分が発送した荷物で手元に伝票があるのならば、これが一番簡単だ。利用できるアプリは特に制限されていない。QRコード用を名乗っているアプリで特に注釈がなくとも、一次元バーコードに対応したアプリもある。とりあえず1度試してみるとよいだろう。


○状況確認から問い合わせまでスムーズに完了


番号登録を行うと、各伝票番号がリスト化される。最初は青いアイコンが表示されているが、これは単純に登録しただけという状態だ。実際に問い合わせを行うには下のボタンからメニューを呼び出して「全ての配送確認」をタップするか、右上にある回転マークをタップする。


実際に発送はしたがまだ伝票番号での問い合わせが有効になっていない状態から、受け付けたセンターにある状態までは箱のアイコン。移動中からすでに引き渡しは行ったがまだシステム上のステータスが更新されていない状態まではトラックのアイコンになる。無事に引き渡しが終わったものに関しては握手しているアイコンだ。ぱっと見ただけで、とりあえずの状況が理解できる。


詳細については、リストから見たいものを選択してタップすると表示される。配送状況とともに支店名や問い合わせ電話番号もわかるし、番号をタップして電話をかけることもできるのが便利だ。


○再配達手配や会員サービスの利用もOK


不在持ち帰りというステータスが確認できたら、当然再配達を依頼したい。その作業もアプリ上から可能だ。実際には各事業者が提供しているスマートフォン向けのサービスをアプリの枠内に表示しているだけなのだが、いちいちブラウザを起動して別画面で操作しなくて済むのは便利だ。


利用方法は、リストから選択した荷物を長押しすると出てくるメニューから選択する。当然、事業者ごとに提供されているサービスは違うから必ず利用可能だとは限らないが、ヤマト運輸の場合なら会員サービスサイトも利用できた。


宅配便を頻繁に使う人は、いろいろ試してみるとよさそうだ。

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