冬場の事故防止に向け決意新た NEXCO中日本 除雪車出陣式 滋賀 ニューストピックス 積雪シーズンの到来に備え、名神高速道路と北陸自動車道で除雪作業などに当たる雪氷対策車の出陣式が21日、彦根市原町にあるNEXCO中日本の彦根保全・サービスセンターで行われた。出席者らは、大惨事につながりかねない冬場の事故防止に向け、決意を新たにした。 同センターは、名神・関ケ原インターチェンジ(IC)~八日市IC間と、北陸道・米原ジャンクション~木之本IC間を管轄。今月15日~来年3月末を「雪氷対策作業期間」とし、ロータリー除雪車やショベルカーなど車両約90台を出動させ、除雪作業などに当たることにしている。 出陣式では、同社名古屋支社保全サービス事業部の小出寿副部長が「彦根管内は『ゲリラ雪』と呼ばれる突然の降雪に見舞われやすい地域。ドライバーが安全運転できるよう除雪に努めてほしい」とあいさつ。このあと作業員らが車両を点検し、配置先へ出発した。 同センターによると、昨冬はほぼ例年並みの積雪量で、北陸道で除雪回数が例年よりやや少なかった。今冬は、前半に冬型の気圧配置が多く冷え込みが厳しくなる見込みで、例年より多めの降雪量が予想されているという。 PR