名神の一部通行止め 台風18号、滋賀影響 ニューストピックス 台風18号の影響で、滋賀県でも、17日朝から県や各市町は被害状況の把握に追われ、土砂や浸水の被害に見舞われた地域では復旧作業が続いた。 堤防が決壊した栗東市目川の金勝川右岸の住宅街では、住民らが清掃作業を続けた。自宅周辺の泥をスコップでかき出していた男性(65)は「30年以上住んでいるが初めての被害に驚いている。けが人がなくて何より」と話した。 県内の各市町によると、17日午前11時現在、大津、栗東、甲賀、高島、東近江の5市で計86人が自主避難しているという。野洲市では、電柱や木が倒壊し民家2軒が一部損壊したほか、栗東市の寺院の書院が半壊するなどの建物被害も新たに確認された。 京阪電鉄によると、京津線は線路への土砂流入や一部冠水などで、運行再開のめどがたっていないという。名神高速道路上り線八日市-彦根インターチェンジ間が通行止め。306号など国道3路線でも一部通行止めが続いている。 東近江署によると15日に愛知川へ釣りに出かけ、行方不明になっていた東近江市の看護師の男性(43)は17日朝、無事発見された。 PR