夏のボーナス、4割が「増えた」 ニューストピックス 日本生命保険が3日発表した今夏のボーナスに関するアンケート調査結果によると、全体の39.6%が昨夏に比べ「増えた」と回答した。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による企業業績の回復を反映する一方、今夏に比べた冬のボーナス予想では「変わらない」「減る」の合計で85.4%に達した。ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミストは「5月後半に大幅な株価下落などが起こり、今後の景況感に迷いが生じたのではないか」とみている。 夏のボーナスの平均支給額は55.9万円で、昨夏に比べた増加額は平均6.4万円。昨夏との比較では全体の48.8%は「変わらない」で最も多く、「減った」は11.7%にとどまった。 今夏に比べた冬のボーナス金額について、63.6%が「変わらない」、21.8%が「減る」と予想。「増える」は14.6%だった。 調査は6月1日から24日にかけてインターネットで実施。10~70代の男女1万386人から回答を得た。 PR