[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
物流拠点:滋賀県彦根市・大津市・京都市・三重県津市 人材サービス 飲食サービス
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本郵便に商品を預けるようになってからは、「倉庫で検品してくれるようになり、新商品掲載のタイミングが早くなった」(エスアールジータカミヤ)という。
● 厚さ3センチの新商品も
また、「ヤマトの宅配便最小サイズの利用客取り込みが目的ではないか」と業界関係者の間で話題になっているのが、6月に投入した「ゆうパケット」だ。
箱はA4サイズの書類が収まる形で、厚さは3センチメートルとメール便と宅配便の中間サイズである。
通販業者などに1個100円台~300円で売り込み、小さい荷物は宅配便より安く運んでほしいというニーズを取り込む。
ポイントは、ぎりぎりポストに入る3センチメートルという箱の厚さ。宅配便業者にとって、届け先の不在に伴う再配達はコスト増の元凶。不在率が3割なら、100個の荷物を130回運ばなければならない。ゆうパケットは、ポストに投函できるため、不在問題を抜本的に解消できる。
ただ、春以降の日本郵便の好調ぶりは、ヤマトの値上げなどによる一時的な混乱の“漁夫の利”を享受している面も大きい。
圧倒的シェアを持つ上位2社を脅かすには、カネを掛けた拠点整備や新商品の投入だけではなく、社員の意識改革や現場のオペレーションレベルを上げることが必須となる