米原市と米原署 警報発令に関する協定締結 ニューストピックス 米原市と米原署は１日、「犯罪多発警報」や「交通事故発生警報」を発令するための協定を締結した。行政と警察の連携で犯罪や事故から市民を守るのが狙い。警察署の要請に基づいて市が警報を発令する制度の導入は県内では初めて。 同市の刑法犯認知件数は今年に入り７月末までに２６９件。昨年同期に比べ１１２件増え、一昨年同期に比べると倍増するなど、増加傾向にある。このため、機会を捉えて犯罪交通事故の警報を市長名で発令して市民に注意を促すよう、米原署が市に提案。市側が応じて協定の締結に至った。 調印式が市役所米原庁舎で開かれ、平尾道雄市長と滝口一也署長が協定書に調印した。 今後、同市では犯罪や交通事故が連続発生したり、多発することが予想されたりする場合、署長が警報の発令を市長に要請。市長が警報を発令する。米原署は「協定の締結で、行政は啓発活動に、警察は犯罪捜査にそれぞれ重点を置いてより集中的に臨め、効果が期待できる」と話している。 PR
