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株式会社 一新 ISHIN CO.,LTD.

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緊急配送 セブン&アイ

セブン&アイ・ホールディングス(HD)は22日、災害時などに商品を緊急配送する車両に使う燃料の備蓄施設を、年内に杉戸町内に整備すると発表した。約4億円を投じて同町にある物流センターの地下に備蓄施設を設け、トラック用の軽油や営業用車のガソリンを貯蔵する。

 セブン&アイHDによると、首都直下地震など大規模災害対策の一環として、燃料備蓄基地を建設するのは国内小売業で初の試み。




5月末に着工し、12月末の完成を目指す。燃料タンクの総容量は800キロリットルで、400キロリットルを常時備蓄。災害時に緊急配送するトラック用の軽油350キロリットルのほか、営業車やメンテナンス車両用にガソリン50キロリットルも確保する。

 東京都と埼玉、千葉、神奈川の各県にあるコンビニエンスストアやスーパー計約5100店舗に10日間程度、商品を配送できるようにする。

 施設は震度7の大地震にも耐えられる堅固な構造。停電や給油施設が被災した場合でも、非常用発電機や手動ポンプを使用することで給油を可能にする。平常時は燃料の販売や配送事業を手掛ける三和エナジー(横浜市)が営業拠点として利用し、燃料の劣化を防ぐ。
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