緑ナンバー名義貸し疑い=合同会社悪用 ニューストピックス 運送業の許可を受けていない個人の運転手に「緑ナンバー」を貸したとして、大阪府警交通捜査課は9日までに、貨物自動車運送事業法違反(名義貸し)の疑いで、「大阪運送事業合同会社」代表社員で行政書士の本広博司容疑者(59)=同府八尾市上之島町南=を逮捕した。 同課によると、同容疑者は出資者が社員になる合同会社の仕組みを悪用。出資金1000円で個人の運転手らを「社員」にし、多い時期で12人、トラック23台の登録車両を保有していたが、実際は運転手個人が直接仕事を請け負い、同社に管理実態がなかった。同容疑者は「名義貸しには当たらない」と否認しているという。 逮捕容疑は4月9日、同社名義の緑ナンバーを同府豊中市の産業廃棄物処理業者に貸し、建築資材の運送業務をさせた疑い。 PR