<列島猛暑>夜も気温下がらず ニューストピックス 日本列島は10日、朝から猛烈な暑さに見舞われ、甲府市と高知県四万十(しまんと)市で昼過ぎに、国内の観測所別の最高気温では史上4番目の高温となる40.7度を記録した。40度を超えたのは2007年8月以来6年ぶり。この日、35度以上の猛暑日になったのは、全国927観測地点のうち約32%に当たる295地点で、史上最多だった。熱中症などで搬送される人も全国で多数に上った。11日も北海道や北陸など一部を除き、猛烈な暑さが予想されている。 日没後も関東から九州の大都市を中心に30度を超えた状態が続き、特に東京都心では、11日午前0時段階で全国最高気温の32.7度だった。各地の消防などは夜間も熱中症の注意が必要としている。11日の日中についても、広い範囲で猛暑日になる所があるとして、気象庁は北海道と北陸以外の地域に高温注意情報を出した。予想最高気温は東京36度、名古屋37度、大阪36度、福岡35度などとなっている。 PR