高速道路の無料化先送り ニューストピックス 国土交通省は、2050年から高速道路を無料にするとしていた計画を10年から15年程度、先延ばしする方向で検討に入りました 有識者でつくる国交省の「国土幹線道路部会」がまとめた中間答申案では、高速道路の料金徴収を現在の計画より「10年から15年を目安として」延長することを検討するよう求めました。 現在の法律は高速道路の建設にかかった借金を料金収入によって2050年までに返済し、その後は高速道路を無料化するとしています。しかし、老朽化が進む中で、およそ7兆円とも試算される補修費用が賄えないための措置で、答申案では2050年以降も「維持管理費用の負担を利用者に求め続ける」ことも検討すべきだとしています。 国交省は正式な答申を受けて必要となる法改正などの準備を進めるとみられ、高速道路会社の民営化時に定められた無料化計画は事実上、撤回される見通しです PR