1500万円詐欺被害 架空の社債購入話 ニューストピックス 県警生活安全企画課などは10日、ソフト開発会社の社員などを名乗り架空の社債購入話を持ちかける手口で、宇陀市の無職女性(65)が1500万円をだまし取られる詐欺被害があったと発表した。 同課によると、女性宅に昨年5月中旬ごろ、ソフト開発会社の社債購入を勧誘するパンフレットと申込書が届き、6月ごろに商社の社員を名乗る男から「急成長中の企業なので、社債を1500万円で買いませんか」と持ちかける電話があった。 その後、ソフト開発会社の社員を名乗る男からも社債購入を持ちかける電話があり、女性は7月3日、現金1500万円を宅配便で指定された兵庫県内の住所宛てに発送した。 「謝礼の90万円は1年後に払う」と言われていた女性が今年6月20日、ソフト開発会社の社員を名乗る男に連絡を取ろうとしたが、つながらず、宇陀署に被害届を提出した。 同課によると、こうした金融商品をめぐる同様の詐欺被害は今年、県内で15件発生し、被害総額は約1億5600万円に上る。 PR