[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

三菱自リコール遅れ、国交省に改善策を提出

軽自動車からエンジンオイルが漏れる不具合を巡り、三菱自動車のリコールが遅れた問題で、同社は１８日、車の不具合情報を積極的に収集したり、社内のチェック体制を強化したりすることを柱とする改善策を国土交通省に提出した。

　同社は「改善策を確実に実行し、全社一丸となって再発防止に取り組む」としている。

　約２０項目の改善策は、〈１〉販売店と意思疎通を向上して不具合などの情報を幅広く収集する〈２〉リコールの検討状況をチェックする部署を増員し、社内監査体制を強化する〈３〉女性社員で構成する「安全性評価チーム」を新設し、リコールの必要性を判断する際に意見を聞く――など。

　同社は昨年１２月、リコールを検討する姿勢が消極的だったとして国交省から厳重注意を受けた。今年４月には、原因究明を２年以上行わず、不具合件数についても事実と異なる報告をしたなどとして、改善策を講じるよう指示された。