富士通とレスク、電動車両で「エコ宅配」支援 ニューストピックス 富士通と再生可能エネルギー関連のベンチャー企業、レスク(東京都渋谷区)は3日、ICT(情報通信技術)とビッグデータを活用し、電動車両を用いた宅配ビジネスなどを支援するインフラシステムの構築で協業すると発表した。2015年までに電動バイクとインフラシステムを配達事業者向けに展開するほか、電動自転車や小型電気自動車などにも用途を広げる。20年までには、個人客向けのビジネス構築を目指す。 基本的なサービスのインフラは、レスクが展開する電動バイクやカセット型の持ち運びしやすい蓄電池と、ロッカー式の充電ステーションを活用する。宅配ピザなどの業者向けに環境に配慮した配達システムを提供する。 一方、富士通は蓄電池の充電や交換の管理など運営上のさまざまな課題について、ICTやビッグデータを使って解決する。具体的には、蓄電池の充電や劣化、配置の状態を把握し、スマートフォン(高機能携帯電話)などでチェックできるようにする。 富士通は、今回の協業を起点に、電気自動車などに必要な蓄電池管理のノウハウを取得する。 また、電動バイクなどをセンサーとして活用し、道路や蓄電池など実際に「エコ走行」する際に生じるさまざまな課題を収集する。 PR