<大雪>都心で積雪、強風への警戒も ニューストピックス 気象庁によると、8日午前9時までの24時間降雪量は、鳥取県大山町30センチ▽広島県北広島町19センチ▽兵庫県朝来市14センチなど。8日朝には関東甲信でも雪が降り始め、山間部を中心に多い所で十数センチを観測。東京都心でも午前9時現在で3センチの雪が積もった。 関東甲信では9日朝まで雪が降り続き、予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、関東北部の山沿いが50センチ▽東京・多摩や甲信が40センチ▽関東北部平野部が30センチ▽関東南部平野部が20センチ。9日には東京都知事選の投開票が行われるが、都心では1998年1月15日の16センチを超す大雪になる恐れがある。 低気圧の接近に伴い、関東地方では太平洋沿岸部を中心に、雪を伴った強風への警戒も必要だ。8日午後から9日未明にかけて、最大風速は関東海上で30メートル、陸上でも25メートルに達する見込み。千葉や茨城では8メートルの大しけが予想されている。 JR西日本によると、8日午前8時10分ごろ、山陽新幹線姫路-相生駅間の下り線で、沿線の竹2~3本が線路をふさぐように倒れているのを、上り線を走行中の運転士が見つけた。雪の重みで竹が折れたとみられ、伐採のため上下線とも同40分ごろから約1時間、新大阪-岡山間の運転を見合わせた。8日に入学試験が行われた都内の多くの私立大学は、JRなど交通機関の乱れで、試験開始を遅らせるなど対応に追われた。 PR